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さくらもち

温かな春らしい日が増えてきましたね。そろそろお花見シーズンも間近でしょうか。
春になると、なんだか桜餅が食べたくなりませんか?桜の樹の下で桜餅を食べたり、桜茶を飲んでいると、
「あ~。日本人って素敵だなぁ~♪」としみじみ思ってしまいます。(笑)

ところで、皆さまは『桜餅』と聞いてどんなものを思い浮かべるでしょうか?
私は、ピンク色でつぶつぶしているお餅が桜の葉に包まれているものが浮かびます。
実は、関東と関西では同じ『桜餅』でも違うものだったということをご存知でしたか?

桜餅の起源は、江戸時代享保2年(1717年、この年は大岡越前が町奉行になった年なんですよ~。)のこと。東京向島の長命寺の門番だった山本新六は、桜の季節の落ち葉に手を焼いていました。「なんとかこの葉っぱを使えないだろうか?」と集めた桜の葉を塩漬けにして、薄い皮で餡を包んだものに巻いて売ったのが桜餅の始まりなんだとか。そして、お寺の名前を取って『長命寺』と呼ばれたそうです。この桜餅、江戸庶民の間で大流行となり、1日に700個も売れたのだそうです。1825年の記録によると、使われた桜の葉は1年間で77万5千枚。桜餅1つに桜の葉を2枚使っていたのだそう。(現在は2~3枚使っていて、くるりと葉で包まれた桜餅は、外からは餅が見えないのだそうです。) 山本新六の生み出した桜餅の味は290年経った今でも、当時とほぼ同じ場所で忠実に守り続けられています。(『長命寺桜もち山本や』東京都墨田区向島5-1-14 電話03-3622-3266)文豪正岡子規、川端康成にも愛された『長命寺』、機会があったら是非食べてみたいものです。

対して関西の桜餅と言えば『道明寺』。(私が思い浮かべる桜餅です。)その昔、大阪の道明寺という寺で作られていた干(ほし)飯(いい)がその起源といわれることから『道明寺』と呼ばれています。餅米を蒸してから乾燥させ、砕いて粉にしたもので、他の粉より粒子が粗いのが特徴です。この道明寺粉を水に漬け、戻してから蒸すと、つぶつぶの食感を残したまま、やわらかな関西発祥の桜餅ができあがるんですって。

ちなみに・・、桜の葉は塩漬けされることによって糖分が分解され、クマリンという香り成分が生成されます。このクマリンという成分には、リラックス効果、抗菌作用、鎮静作用、血圧低下作用、二日酔い防止作用などがあるそうです。桜の花びらや枝にも含まれているそうなので、塩漬けした花びらを散らした桜風呂なんていうのも素敵ですよね~♪

見てよし、香ってよし、食べてよしの桜。
皆さまは、どのような楽しみ方をされるでしょうか?



(リード通信 4月号より)
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